オバマ陣営におけるケネディ効果 |
今日2月7日の東京新聞朝刊に 「ヒスパニック票で明暗」 「ケネディ効果 白人のみ」 という記事が掲載されました。 民主党員には特別な思い入れがあるケネディ家の支持は、オバマ上院議員が苦手な白人層や高齢者層の支持拡大につながりやすい、ということで、エドワード・ケネディ上院議員やキャロライン・ケネディ、マリア・シュライバーなどケネディ家の支持をとりつけ、カルフォルニア州での白人からの得票率は出口調査によれば、 オバマ上院議員の白人からの得票率=49% クリントン上院議員の白人からの得票率=43% となり、サウスカロライナ州での白人からの得票率が24%であったことを考えると、クリントン上院議員の白人からの得票率を6%超えたこの数字はオバマ陣営にとっては驚異的な数字で、ケネディ効果は見事に出たといえるが、しかし、ヒスパニックからの得票率は、 オバマ上院議員のヒスパニックからの得票率=33% クリントン上院議員のヒスパニックからの得票率=66% となって、クリントン上院議員に圧倒されたとのことでした。 クリントン上院議員のヒスパニック層における根強い人気がこの結果となったのでしょうが、昨日のテレビでカルフォルニアのヒスパニックの女性医師が、 「私が医師になれたのも、ケネディ家のおかげです」 と街頭インタビューに答えていたのが、心に残りました。 エドワード・ケネディ上院議員もこれまで法案提出などさまざまな活動によって、ヒスパニック層に人気があると聞いていましたが、その人気の一端を垣間見たインタビューだったと思います。 |
by kennedy-society
| 2008-02-07 21:59
| 米大統領選挙
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