ケネディ次期駐日大使、上院外交委員会公聴会で所信表明 |
19日、オバマ大統領が指名したキャロライン・ケネディ次期駐日大使の人事承認をめぐる上院外交委員会公聴会が開かれた。 キャロライン・ケネディ次期駐日大使の議会証言要旨 【ワシントン時事】 19日の米上院外交委員会公聴会でのキャロライン・ケネディ次期駐日大使の証言要旨は次の通り。 一、父は第2次大戦を太平洋戦線で経験した退役軍人であり、現職大統領として初めて訪日することを望んでいた。父の遺産を引き継ぎ、日米という二つの民主国家を結ぶ力強い絆を象徴する役割を果たしたい。 一、赴任先の国として日本以外は考えられない。1978年に叔父の故エドワード・ケネディ上院議員とともに初めて訪日し、広島を訪れて深く心を動かされた。日米両国は政治的、経済的、文化的、戦略的に深く結び付いている。 一、米国がアジア重視戦略を進める中、日米同盟は引き続き地域の平和と安定、繁栄の礎石だ。日本はかけがえのないパートナーだ。 一、日本は政治的安定と経済再生の時代を謳歌(おうか)しており、米国との貿易・投資の拡大を望んでいる。米国の経済界と連携し、日本の市場開放を図る。環太平洋連携協定(TPP)交渉の妥結へ日本側と協力していく。 一、東シナ海の問題は地域の緊張緩和を期待する。尖閣諸島は日本の施政権下にあり、日米安全保障条約第5条の適用対象だ。 一、沖縄の米軍基地問題は進展への希望はある。米議会の強い懸念は承知している。 一、日米間の学生交流などを広げていきたい。それにより将来の世代が日米両国の共通の歴史を理解し、引き続き両国民を結び付けていくことができる。 岸田外相、次期駐日大使のケネディ氏に期待感 毎日新聞 ケネディ次期駐日大使の尖閣発言を歓迎 菅長官「活躍に期待」 産経新聞 日本はかけがえのないパートナー=ケネディ次期大使 ウォール・ストリート・ジャーナル 日本への特別な思いアピール=20歳で広島訪問-ケネディ次期米大使 ワシントン時事 |
by Kennedy-Society
| 2013-09-20 22:37
| キャロライン・ケネディ
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