NHKBS1「発掘テープが語る ケネディ暗殺ケネディ暗殺」 |
BS世界のドキュメンタリー 「発掘テープが語る ケネディ暗殺」 NHKBS1 2月28日(月) 午後11時~11時50分 1963年のケネディ米大統領暗殺事件。 40数年ぶりに発掘された地元メディアの映像や音声などをもとに、事件当日の朝から容疑者オズワルドの殺害まで、ダラスで起きた悲劇の一部始終をたどる。改めて歴史に残る一日を再構成したドキュメンタリー。 1963年11月22日、ダラス空港に着いたエアフォースワンのドアが開くと、大統領より先にピンクのスーツに身を包んだジャッキー夫人が笑顔で登場する。ケネディ大統領自身も警備の禁則を破り、詰めかけた人びとに歩み寄って直接握手するなど上機嫌だ。雨模様だったダラスもふたりの到着に合わせたかのように空が晴れ渡り、オープンカーでのパレードも予定通り行われることとなった。 ダラスのダウンタウンでは、沿道に配置された中継カメラが車内で仲睦まじく会話を交わす夫妻の姿を映し出す。間もなくスピーチの会場に着くという矢先、事件は起きた。銃声とともに飛び上がり、夫人にもたれかかるように崩れ落ちる大統領。残されたテープにはスピードを上げ病院に向かうリムジン、パニックで逃げまどう人、その場に伏せる人、あわてて警備につく警官など、事件直後の現場がつぶさに記録されている。 およそ15分後、地元テレビは放送中の番組を中断し、ディレクターが息を切らしていることを詫びながら、第一報を伝える。その後も、大統領が収容された病院周辺で聞き込みをするスタッフや、大統領が被弾する瞬間を間近で目撃した一家などが出演し、証言が続けられる。そのほかにも、犯行に使われたライフル銃が発見される様子や、大統領の最期に立ち会った神父のインタビュー、容疑者オズワルドが連行されながら「自分はやっていない」と記者に答える姿など貴重な映像を改めて見ることができる。 |
by kennedy-society
| 2011-02-23 18:12
| ケネディ暗殺
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