エドワード・ケネディ著『True Compass』の書評 |
今朝の朝日新聞の The Asahi Shinbun Globe G-7面(白い紙面)に、宮家あゆみ(ニューヨーク在住ラーター・翻訳者)さんの 「ならず者」と「名門」の生き様 という書評が掲載されています。 これは副大統領候補だったペイリン元アラスカ州知事の『Going Rogue』と、エドワード・ケネディ上院議員の『True Compass』を対比的に書評したものです。 ペイリン元アラスカ州知事の『Going Rogue』に対しては、 「率直に語れば語るほど、副大統領としての資質に欠けていたことがわかる。身内である共和党の恥をこれほどまでに暴露した点でも、その人間性に疑問を感じる人は少なくないだろう」 と手厳しい。 一方、エドワード・ケネディ上院議員の『True Compass』に対しては、 「栄光と悲劇の入り交じったケネディ家の人々の物語に、読みながら幾度となく胸が熱くなった。60年代以降のアメリカ政治の変遷を顧みると同時に、本書から考えさせられたこと。それは「真の政治家とはどうあるべきか」だ。」 と評価は高い。 どこかの出版社で、このエドワード・ケネディ上院議員の『True Compass』の翻訳を出版してもらえないだろうかと思う。 私もせめて序文だけでも日本語に直してブログにアップしようと思っているが、なかなか翻訳が先へ進まない。 |
by kennedy-society
| 2010-01-25 10:30
| エドワード・ケネディ
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