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ケネディ大統領、ケネディファミリー及びその周辺についてのケネディマニア日記です。
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<   2005年 07月 ( 7 )   > この月の画像一覧

『松山幸雄 オーラルヒストリー』

先日、松山幸雄共立女子大学名誉教授から『C.E.O.オーラル・政策研究プロジェクト 松山幸雄 オーラルヒストリー 元朝日新聞論説主幹』(政策研究大学院大学発行)のP1~29をまとめた小冊子と、ケネディ関連部分の抜き刷りを送っていただいた。

松山先生は、1961年に朝日新聞アメリカ特派員として、ワシントンに在勤されたのを初めとして、1971年にはニューヨーク支局長、1974年にはアメリカ総局長を勤められ、帰国後は論説委員兼編集委員、論説主幹等の要職を歴任されたジャーナリストであり、日米関係に関する著作も多い。

このオーラルヒストリーは、日本とアメリカを100回近く往復された松山先生ならではの、大変貴重な記録となっているが、ケネディ大統領の名前が特によく出てくるのは「第三章 ワシントン特派員時代」である。

「上院外交委員会の雰囲気に感銘―大統領会見は記者との「対決」」
「ケネディ、一般教書で日本に言及―軍事的重要性高まる」
「「ケネディ暗殺」で歴史が曲げられた―「陰謀」があったに違いない」
「キューバ危機の緊張感―シェルターブーム」
「パナマ紛争と平和部隊―途上国との係わり合い」
「歴史の審判に耐えうるケネディの名演説―共産主義国の内部崩壊を期待」

など、ざっと目次を挙げても、読んでみたい内容ばかりである。
ここで少しその内容を紹介すると、

「石原:ところでワシントン在勤中の最も記憶に残る事件は何ですか。
 松山:一番忘れがたいのは、なんといっても「ケネディ暗殺」です。ワシントン時代というより、一生のうちで、これほどのショックを受けたのは、後にも先にもありません。当日、第一報を聞いて私はすぐにダラスに飛びました。」(P67~68)

「石原:ケネディ暗殺の次の大事件は?
 松山:キューバ危機です。当時は核超大国米ソが、まるでニトログリセリンの箱の上でケンカしてるような感じでした。アインシュタインが「もし第三次世界大戦になったら、第四次世界大戦の武器は石だ」つまり、第三次世界大戦をやったら石器時代に戻るぞと警告するような一触即発の危機が続いていたのです。
    (中略)
ともかくあのとき、国民の圧倒的支持を背景に、はやる軍部を抑え、ソ連との対話の糸を切らずに、見事に乗り切ったケネディの颯爽たるリーダーぶりは、なんともカッコよかった。
    (中略)
ケネディのとくに素晴らしかったのは勝ったあと、決して高ぶらず、ソ連を追い詰めなかったことです。このことは、キューバ危機解決の少し後にアメリカン大学でやった「平和の戦略」という演説によく出ています。」(P68~69)

 「松山:特筆しておかなければならないのは、さっきもちょっと触れましたが、キューバ危機を乗り切ったあとワシントンのアメリカン大学で行った「平和の戦略 Strategy of Peace」という演説です。私は女子大学の大学院で毎年これをテキストとして読ませましたし、私の著作にも何度か引用しましたが、本当にアメリカ史だけでなく、世界の外交史に残る名演説でした。
 「歴史は、国家間の敵意は、個人間と同様、永続するものではないということを教えてくれる。わが好まぬものが、一見いかに固定しているかのように見えようとも、時と事態の推移とは、しばしば国家間にも隣人の間にも驚くべき変化をもたらすものである。われわれは、共産圏の内部に建設的な変化が起こって、現在不可能と思われるようなことが可能になる日を待たなければならない。されば忍耐心をもって事に臨もうではないか―。」
ソ連共産主義が崩壊するなんて、まだ誰も想像しなかった時代ですよ。そのときに「忍耐心をもって共産圏の内部に建設的な変化が起こるのをまとうではないか」
―すごい見識ですね。歴史の審判に耐えうる演説というのは、こういうのをいうのでしょう。」(P73~74)

このようにほんの少し紹介しただけでも、他の部分を読んでみたくなるような本であるが、市販されていないので、大きな図書館等で閲覧するしかないのが本当に残念。多少高くても購入して、ぜひ手元においてじっくり読んでみたいオーラルヒストリーである。
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by Kennedy-Society | 2005-07-28 14:12 | 松山幸雄

ジョン・F・ケネディ・Jr.

今日はジョン・F・ケネディ・ジュニアの命日(アメリカ時間1999年7月16日)。

父の生きた年齢までも生きることができなかったジュニア。享年38歳。
ホワイトハウスでの天真爛漫なジュニア、青年時代の今で言う「イケメン」ジュニア、そして40歳を迎えようとして少し渋くなってきていたジュニア、今でもその死が本当に残念でならない。

ジュニアがマーサーズビニヤード島沖に墜落して、ニューイングランドのつかぬまの夏のようにその短い生涯を閉じた時、共同通信社ワシントン特派員としてケネディ大統領を上院議員時代から取材してきた仲晃桜美林大学名誉教授からいただいた手紙にも、

「ジュニアの事故死は残念でいう言葉もありません。この人物だけは長生きして欲しかったと思うこと痛切です」

とあった。仲教授と同じく、ジュニアを赤ん坊のころから知っているアメリカ国民もまたわが息子をなくしたような喪失感に襲われたように思われる。まさにジュニアの死は「AMERICA'S SON」の死であったのではないだろうか。

ジュニアの熱狂的なファンであった漫画家の中尊寺ゆつこさんも、今年1月に亡くなってしまった。その中尊寺さんのジュニア追悼の漫画と記事をリンクして、ジュニアの冥福を祈りたいと思う。
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by Kennedy-Society | 2005-07-17 10:30 | JFKジュニア

鹿砦社社長逮捕

先日、鹿砦社の松岡社長が逮捕された。名誉毀損での逮捕らしいが、出版社の社長の逮捕は珍しい。

鹿砦社といえばスキャンダル本の大手。

スキャンダル本にはあまり興味はないのだが、鹿砦社からはケネディ暗殺研究家の奥菜秀次(1963年生まれ)さんが、ケネディ関連本を出している。

『ケネディ暗殺・隠蔽と陰謀』(2000年3月)
『落合信彦 最後の真実』(1999年2月)
『捏造ジャーナリスト 落合信彦』(2001年8月)
『落合信彦 破局への道』(2004年3月)

後ろの3冊は、落合信彦批判3部作であるが、落合信彦の使用したとされるネタ本すべての暴露からはてはオルブライト大学への現地調査まで、その徹底的な調査には驚かされる。
これまでのケネディ暗殺本とは一味違う『ケネディ暗殺・隠蔽と陰謀』を含めて、こういった本は、おそらく鹿砦社でなければ刊行されなかったであろう。

鹿砦社の事件については、詳しいことがわからないので何とも言えないが、ケネディ暗殺関係の版元の社長逮捕というのは、ケネディファンとして気になる出来事で、今後の推移を注意深く見守りたいと思う。
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by Kennedy-Society | 2005-07-15 12:46 | ケネディ文献・資料

アイルランドとケネディ

アイルランドとケネディ大統領については、会報「KENNEDY」でもこれまで何回かとりあげている。

岩尾吉明「ケネディ大統領と北アイルランド問題」(第21号)

藤本哲生「文化から見るアイルランドと北海道」(第21号)

岩尾吉明「ケネディ家祖先の地を訪ねて -アイルランド・ダンガンスタウンー」(第19号)

松崎啓子「ケネディの故郷、アイルランドと私 -アイルランドの魅力」(第17号)

松村要「日本におけるケネディ文献・資料 第4回 アイルランドとケネディ(その一)」(第10号)

昨年亡くなった大前正臣先生から、アイルランドとケネディ関連の資料を大量にいただいたこともあった。ジーン・ケネディ・スミスが、クリントン大統領から駐アイルランド米大使に任命されたころだった。
その大前先生と「ニューロスのケネディ家の祖先の家を見に行きましょう」という約束をしながら、結局、果たせぬままになってしまった。いつかぜひニューロスへは行きたいと思う。

アイルランドとケネディ大統領についての本を、アマゾンで見つけて注文。
「One of Ourselves: John Fitzgerald Kennedy in Ireland」
(James Robert Carroll、2003年11月刊)

ケネディ大統領がアイルランドを訪れたときのビデオは2本ほど見たことがあるが、こういうまとまった本はあまり読んだことがなく、楽しみである。

(付記)今日から文体を「です、ます」調から「である」調に変更。「です、ます」調だと何となくよそ行きの雰囲気になってしまうので、ご容赦下さい。
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by Kennedy-Society | 2005-07-12 19:32 | アイルランド

スペシャルオリンピックス

今年の2月に長野で行われたスペシャルオリンピックス冬季世界大会の本が出版されました。

『ありがとう。2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・長野メモリアルブック』
スキージャーナル社、2005年6月15日発行、127P、ISBN4789900592、1575円

スペシャルオリンピックス日本・千葉のボランティア&賛助会員の島田和之さん(ケネディの会の会員でもあります)によれば、この本の売り上げの一部がスペシャルオリンピックス日本に寄付されるそうです。

来日したユーニス・シュライバー・ケネディ親子の姿をテレビで見ることができましたが、特にユーニスさんの元気一杯な活動ぶりには驚きました。あちらこちらの会場に出かけられて、選手やスタッフの方を励まされていました。
ユーニスさんは1921年7月10日生まれですから、84歳になりました。これまで重い病気になったり、ハイアニスで交通事故に遭ったり、それでもそのつど奇跡的にカムバックされていて、本当に生命力の強い方だと感嘆しています。

ユーニスさんには、ローズ・F・ケネディのように、100歳過ぎてもお元気であってほしいと願っています。

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by Kennedy-Society | 2005-07-11 17:32 | スペシャルオリンピックス

「KENNEDY」第23号編集中

現在、ケネディの会会報「KENNEDY」第23号を編集中。

巻頭文は、鹿野淳二「ケネディ大統領記者会見傍聴に再度招かれて」。
これは1963年7月の「部分的核実験停止条約(PTBT)」妥結直後の記者会見に出席した鹿野さん(当時、自治省勤務)の記者会見傍聴記。
詳しくは会報をお読みになっていただくとわかりますが、ケネディ大統領のさっそうとした記者会見の様子を伝える貴重な記録です。

常連寄稿者の高見和憲さんの原稿が今回はなくて、紙面構成が難しい。9月発行予定なので、今月中には全体構成を決めなければとややあせってます。
まだ間に合いますので、原稿をご寄稿していただける方はご連絡下さい。ケネディに関するものでしたらなんでもOKです。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
ケネディの会 mjks@mug.biglobe.ne.jp

浜松在住のケネディファン大内保典さんから「もしケネディが生きていれば」という特集をやってほしいと頼まれていますが、これはまだ具体化するまでにはいたっていません。
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by Kennedy-Society | 2005-07-10 13:38 | 会報「KENNEDY」

初ブログ!

ケネディの会代表の松村です。
エキサイトでブログを始めることになりました。
ブログは初めてなので、何が何だかわからないのですが、
急がず休まず(byゲーテ)、書き続けていきたいと思います。
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by Kennedy-Society | 2005-07-09 10:40