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ケネディ大統領、ケネディファミリー及びその周辺についてのケネディマニア日記です。
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ジョン・F・ケネディ著『勇気ある人々』(英治出版)

ジョン・F・ケネディ著、宮本喜一訳
『勇気ある人々』
英冶出版、2008年1月20日、392頁、ISBN 978-4-86276-023-4
定価:本体 2200円+税

自分のこと、そして自分の選挙区のことしか考えない政治家と、国や国民のことを考えて、たとえ自分の選挙区の人々から反対されようとも、自分の信念に従った行動を貫く政治家の違い。
それは、真の勇気をその政治家が持っているかどうかである。

これが本書によって、著者のジョン・F・ケネディが、私たち読者に最も言いたかったことであるように思う。

ケネディが、
「もし公職にある人たちが、言葉どおりの意味の代弁者に、つまり国全体の永遠に続く繁栄と将来の利益を腐心するような代弁者になることを忘れ、地元選挙民に指図どおりに動く単なる召使になりさがってしまうなら、この国の自由とそのさまざまな尊い利益は、決して安泰にはならないだろう。」(P234)
というのは、国会議員という仕事の本質(つまりは国会議員という公職のあるべき姿)をついていると思う。

日本の政治家は、どうして自分の選挙区のことしか考えないのだろうと、常々、感じていた。国の財政が危機的状況にあるというのに、自分の選挙区を通る道路工事や新幹線駅建設を声高に要求したり、本当に情けないと思う。
日本に勇気ある政治家はいないのか。

フランクリン・ルーズベルトは、

「歴史は問いかける
『その人物はあくまで高潔であったか
私利私欲はなかったか
勇気の持ち主だったか
揺ぎない意思の持ち主だったか』

現在のアメリカには、これらの四つの質問に、ジョージ・ノリスの向こうを張って、堂々と明確にイエスと答えるだけの資格のある政治家はほとんど見当たらないのだ」(P272~273)

と言っているが、日本も同じである。
しかし、ケネディは言う。

「われわれ民衆はボスであり、善きにつけ悪しきにつけ、われわれが要求する、そしてわれわれ自身にふさわしい政治の指導者を獲得することになるのだ」(P324)

そうなのだ。われわれが選ぶ政治家なのだ。
厳しく問われているのは、むしろ、そういう政治家にしてしまったわれわれ国民の方なのである。政治不信、政治不信と毎日聞かされていると、ついつい政治に絶望してしまいがちであるが、政治家に失望しても政治に失望してはならないのである。

その意味でも、尊敬に値する勇気ある政治家が実際に存在したことを知ることができる本書が、一人でも多くの人に読まれることを願っている。


*補記(1)
できれば衆議院議員と参議院議員全員に本書を一冊ずつ配って、レポートを書いて欲しいとも思うのだが、馬の耳に念仏になる可能性もあり、それはそれで税金の無駄遣いになってしまうので、心ある国会議員だけでも、ぜひ本書を読んで欲しいと思う。

*補記(2)
このブログでも紹介したように
ジョン・F・ケネディ『勇気ある人々』発売開始
『勇気ある人々』先行販売のお知らせ
ジョン・F・ケネディ『勇気ある人々』の復刊
本書は50年ぶりの復刊であり、この名著がこうして再び世に出ることになったことを心より喜びたい。

本書には、初版の
ジョン・F・ケネディ著、下島 連訳『勇気ある人々 良心と責任に生きた八人の政治家』(日本外政学会、昭和33年6月15日、323頁)
にはない
「序文 ロバート・F・ケネディ 」
「付録 刊行五十周年に寄せて キャロライン・ケネディ
    ジョン・F・ケネディの軌跡 」
などの貴重な文章も新しく付加されていて、ケネディファンならずともぜひ手元に置いておきたくなる一冊となっている。ケネディ本というと暗殺本やスキャンダル本ばかりが目立つ中、ケネディを知るには必須ともいうべき本書(その昭和33年版は絶版で入手が困難となっていた)を復刊された英冶出版にも感謝したい。

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by kennedy-society | 2008-02-10 00:00 | 『勇気ある人々』
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